スペイン挙式旅行日記
 

1999年12月22日−イベリア航空でカタルーニャの都市バルセロナへ。


今日の1枚
 イベリア航空 国内線にて。2つ前の席にスペインのおこちゃま。
日本人がよっぽど珍しいのか、1つ前の席の同ツアーのカップルにずっと注目。どうもわけのわからんことを話しかけているようだ。



 
 今日はほとんど移動の日である。セビージャからバルセロナへ行く。セビージャの空港まで行くのが、昼前になるので、それまでは午前中自由。ホテルと駅の周辺を散策することにした。

 駅ではAVE(スペインの新幹線)を見た。その後、そうだタバコが切れていたんだと自販機で購入。ついでにその横に置いてあった、手相占い自販機(手を入れるやつ)をやって、写真をとろうとするも、「こんなの日本にもあるでしょ」と相方の却下。冷てえっす。さみしいっす。

 昼前になり、バスで空港へ。バスの中なのに「寒いよ〜」と大騒ぎの相方。さっき自分に冷たくしたばちがあたったんだね。

 空港では、手荷物検査で自分が通ると、何度やりなおしてもぴーぴー鳴ってしまう。貴重品ベルトから上着まで一つずつはがされてしまう。最後は何も入っていない筈の上着を脱いで通ったとたんに鳴りやんだ。ん?ほんとに何も入ってないぞ。なんでだ?

 気を取り直して、搭乗ロビーへ。ちょっと時間があったので、自販機でジュースを買うことにする。ファンタが欲しいと相方が言うので、探すとオレンジとレモンのやつがあるらしい。オレンジのボタンを指しながら「これでいい?」というと、相方「うん」。じゃあ、とボタンを押して、オレンジが出てきたとたんに、相方「あ、オレンジのやつにしたんだ」とわけのわからん一言。わざといじめているのかい?ひ、ひどいわ。

 機内では2つ前の席に、スペインのおこちゃまが。どこでもおこちゃまが近くに座る。1つ前の席の同ツアーのカップルに延々とからみつづけていた。いや、からむというのは語弊があるね。コミュニケーションをとろうとしていた。しかし、わけのわからなさとしつこさにかけては、世界中どこのおこちゃまも同じ行動をとるということを再発見。根が子供な自分とは波長が合って、いいのはいいんだけど。

 バルセロナへ着いた!交通渋滞が激しい!事故もおきてる!でも大きい港町だ。

 ホテルの部屋に入り、TVをつけるとNHKと「風雲たけし城」のドイツ語ナレーション版もやっている。どうもドイツの番組を、ここでドイツ人向けに流しているようだ。

 荷物はようやくマドリッドで発見したとの知らせが。貸衣装などが入っているので、ようやく安心できる。一緒に帰ろうね。

 夜は、市内のレストランで、子豚の丸焼き料理をみんなで頂く。生後2−3ヶ月の子豚ちゃんだそうだ。自分の皿には見事な頭部が・・・・。
耳はぱさぱさだが、味付けは良かったね。頭部はゼラチン質と肉のまったりした融合でした。でも、普通の部分の肉の方が美味しかった。

<相方コメント>

 今日の文章を読むとすごく自分がいやな人に思えます・・・。いじめているわけではないのに、どうしてそう言う風になっちゃうのかしら?夕食の子豚の丸焼きだけど、どうみても相方自ら進んで頭をとってました。隣でいちいち実況しながら食べるので最後は気分が悪くなってきました。昼の仕返しのつもりなのかな・・・。でも食べ物でかたきうちとは敵もやりますね〜。


スペイン挙式旅行日記Indexへ
 

All rights reserved by Kazunori Kuwata
禁無断転載